この記事では、転職を成功させるために知っておくべき「2つの得意」に焦点を当てています。
この「2つの得意」は、自身のスキルセットの深堀りと、その得意を活かせる業界や職種の発見する手掛かりです。
あなたの「得意」を理解し活用できれば、転職に限らず、いまの職場でのキャリア形成を見直すことも可能です。
ぜひ最後までこの記事を読んで、あなたの得意なことが何かを明確にしてみましょう。自信を持って次のキャリアへ一歩を踏み出すためのヒントを探してみましょう!
これまで、2,000名以上の求職者を見てきた実体験をもとに、戦略的に転職するための情報をお届けしていきます。
得意には2種類ある
「あなたの得意なことは何ですか?」
人からこう尋ねられた時に、パッと答えるのって難しいですよね。
あなたの「得意」は、次の2つに分けて考えてください。
・「楽しい得意」
・「楽しくない得意」
「楽しい得意」
「楽しい得意」について説明していきます。
「楽しい」得意は、「生まれつき持っている才能」や、何かをしているときに時間を忘れて没頭できるような「無意識のうちに発揮されるエネルギー」のことを指します。
また、幼少期から現在まで続いているケースが多いです。
「小学生の頃は、図鑑・攻略本・教科書を何時間でも読んでられました!」
「大人になっても、それは変わってないなー」
「今だったら、ブログ・note・Youtube・書籍など、ずっと見てるなー」
これは、私ですねw
やってて全く疲れないんですよ。
これらを簡単にまとめると、こうなります。
・「分からなかったら調べる」ということが、
・疲れることなく続けられてしまうほどに、
・「楽しくて得意」だということです。
ほかにも、
「プラモデル」「大学での研究」「水泳」「楽曲制作」「ブログ」「部屋の掃除」のような場合だと、
「1人で黙々とやる」ことが「楽しくて得意」といえるでしょう。
これも私のことですねw
「楽しい得意」は、自分自身でも気づかないうちに、周りから見て顕著な能力として認識されることが多い!
人を楽しませることが得意な人、アイデアを次々と生み出せる人、複雑な問題を簡単に解決できる人など、様々な人がいますよね。
特に、「無意識のうちに発揮される楽しい得意」は、心の負担が少なく、かつ持続可能なエネルギー源です。
このエネルギーを活かしてキャリア形成ができると、自分が心から楽しめるだけでなく、結果として長期的に続けられる得意な仕事になっていきます。
「楽しくない得意」
一方で、「楽しくない得意」が存在します。
これは、「努力や訓練を重ねることで身につけた能力」のことを指します。
職場の上司や同僚、部下に対して、
「なんでこんな事もできないの?!」と思ったことはありませんか?
「ちょっと調べれば分かることなのに、、、」
「いや、こうすれば良いだけでしょ。」
「考えなくても分かるでしょ、フツー、、、」
なーんて、言ったり思ったり、したことないですか?
実はこれ、「あなたが得意だから」ゆえに湧き出る感情なんです。
ですが、このタイプの得意は、
「成長の過程で頑張った結果として身についた得意なこと」の場合があります。
「好きではないけど、やってみたら人よりも早く習得できた」
「続けてるうちに、人並みに以上に出来るようになった」
というように、
仕事で覚えたコトほど、このケースに当てはまりやすいです。
仕事の経験が積み重なった人ほど、
「楽しくない得意」=「自分の得意なこと」
と思い込みがちなので気を付けましょう。
なぜなら、
「楽しくない得意」は時として、
「頑張ること」によって「消耗」するからです。
しかし、この「楽しくない得意」もまた、キャリアを形成する上で無視できない価値を持っています。自分の「得意」を洗い出したら、「楽しいと感じるかどうか」を基準に、「楽しい得意」と「楽しくない得意」の2つに分けてみましょう。
消耗を避けるためにも、自分の限界を理解し、適切な休息やリフレッシュの時間を確保することは大切です。
楽しい得意は、自分の価値観を実現する源泉
「楽しい得意」は、自分の価値観や理想と密接に関連しています。
自分が本当に大切にしたいこと、実現したいことを見つけることができれば、その道を極めることで、より充実したキャリアを築くことができます。
ただし、「自分にとって都合の良いやりたい仕事」は存在しませんので、くれぐれも気を付けてくださいね。
まとめ
転職を考える際には、自分の「楽しい得意」と「楽しくない得意」をしっかりと見極めてください。
その上で、これらの得意を「どのように活かしていくかを考えることが重要」です。
いま一度、自分のこれまでを振り返ってみてください。
・「時間があっという間に過ぎてしまうことってなんだろう?」
・「何をしている時の自分が好きかな?」
・「自分がワクワクしている時って、どんな時だっけ?」
「何かに集中している時こそ、その手を止めてみましょう」
自己分析や自己理解は、客これまでの自分を振り返って、自分の考え方や行動の傾向を客観的に捉えることが重要です。「MBTI診断」をまだ実施していない方は、ぜひやってみてください。