転職を考えているけど、「自分が何を求めているのか」「どんな仕事が向いているのか」がわからない。そんな悩みを持つ人は少なくありません。
転職するならまずは自己分析!
このブログでも度々言ってますし、他の転職ブログを書かれている方々も言っていますが、
「多くの方が自己分析から先に進めていない」ようです。
転職したいのに、自己分析ができない!と悩まれている方は、4ステップで簡単に進められる内容を解説していますので、実践しながら読み進めてみてください。
これまで約2,000名以上の採用選考を担当した経験から、20代30代のあなたが「てんしょく」で充実した日々を送るための情報をお届けしていきます。
転職の自己分析「4ステップ」
自己分析は、次の4ステップで行います。
- 自己分析の障壁を理解する
- フィードバックを求める
- 自己分析ツールを活用する
- 専門家のアドバイスを求める
自己分析で大事なのは「あなた1人でやらないこと」です。
というより、あなた1人でやってしまうと「思い込み」に縛られてしまい、自己分析が進みません。
順を追って説明していきますので、実践しながら少しずつ進めていきましょう。
1. 自己分析の障壁を理解する
「自己分析」という言葉は、耳で聞くよりも、文字として視認することの方が多いです。
そのため、無意識のうちに「思い込み」が生じます。
・自己分析=自分で自分を分析する
・自己分析=自分で過去を振り返る
・自己分析=自分のことは自分が一番知っている
これらは、半分正解で半分誤解です。
あなたの「過去の体験」を振り返り、
抱いていた怒りや喜びといった「感情」から、
「価値観」
「好きなこと」
「得意なこと」
の3つに「整理」すること。
これが自己分析です。
「子供の頃、こんなことありませんでしたか?」と誰かに言われると「確かにありましたね!」と気づきやすいですよね。むしろ、そうやって誰かに言ってもらわないと気づけないことの方が多いです。
「ワクワクした!」
「とても嫌な気持ちになった。」
「チクショー!って悔しくなった」
このような「その当時の”感情”」は、あなたにしか分からないことですね。
「整理」することが苦手な場合、「価値観」「好きなこと」「得意なこと」がよく分からなくなります。
こうなってしまうと、転職したいのか、いまの会社で続けるべきなのか、無限に悩み始めます。(人は悩みに囲まれていた方が安心しやすいが解決には至らない。という話はココでは置いときます)
自己分析は、
あなた1人でやらないでください。
2. フィードバックを求める
フィードバックは、良い点や改善点を伝えてもらうことを指します。
あなたが信頼している家族、友人に、あなたの行動や態度に対する正直な感想を聞いてみることが大切です。受け取ったフィードバックを素直に受け止めることで、自己分析の材料として活用しましょう。
私が「昔から変わってない部分」って何かな?
いきなり何?w
やりたい!って思ったことは、実際にやるまで何言っても納得しないところかなー。
悩んでるなら相談乗るよー
ハッ!鋭いッ!!
フィードバックを求める過程で、「私のそんな部分まで見てくれていたんだ!」と気づかされますし、なにより信頼している相手ほど、何となく察してくれるのが尊い。
信頼している相手からのフィードバックは、より深い人間関係を構築してくれる貴重な機会です。
3. 自己分析ツールを活用する
自己分析ツールやアプリケーションは、幾つかの質問について「直感的に回答」するので、「思い込みを回避」できるのがメリットです。
とはいえ、「正直どれを使ったらいいか分からない」という方は、MBTI診断をやってみてください。会員登録もなければ、費用も掛かりません。
「向いている職業」や「あまり相性の良くない職業」を知りたい場合は、このブログでも紹介していますので、ぜひ読んで参考にしてください。
他にも、自己分析に役立つ転職アプリ「ミイダス」を使うと、あなたの「市場価値診断」や「可能性診断」ができますので、MBTI診断とは違った角度から自己理解を深めることができます。
4. 専門家のアドバイスを求める
ここまでの内容を簡単にまとめます。
- 自己分析は自分1人でやらない
- 信頼している人にフィードバックを求める
- 自己分析ツールを活用する
実際にやることは「2. 」と「3. 」ですが、家族や友人と連絡を取ることは手間ではないと思います。MBTI診断やミイダスなどを使った自己分析は、10分もあれば回答できますので手間も掛かりません。
ですが、ここから先は「プロに相談」する方が早いです。
リクルートエージェントやBeing Carrer(ビーイングキャリア)などの転職エージェントに登録して、「無料のキャリア相談」をしましょう。
これまで2,000名以上の採用選考を担当してきましたが、「自分で転職サイトから応募する人」と「転職エージェント経由で応募する人」には、次のような違いを感じます。
転職サイトから 応募 | 転職エージェント 経由で応募 | |
自己分析 | △ 思い込みが強い | ◎ 客観的に分析 |
業界/企業研究 | △ 応募した職種の サービスまで | ○ 全体的に把握 |
スキルギャップ の理解 | ○ 足りないスキルは 頑張って覚える | ◎ 業務内容に合った スキル提示 |
履歴書 | △ 誤字脱字や 不明瞭な志望動機 | ◎ 内容が簡潔 読みやすい |
職務経歴書 | △ 抽象的な実績 転職目的が曖昧 | ◎ 具体的な実績 転職目的が明確 |
面接 | △ 印象が薄い 話の根拠が浅い | ◎ 自己PRがうまい PREP法 |
継続的な学び | △ 余裕がない 受け身 | ○ 積極的 |
自己分析ができていないと、入社後の働き方にも影響します。
その結果、「この仕事は自分に合っていないかも」と感じ、転職前と同じ悩みを繰り返してしまうので、早めに転職エージェントを活用した方が良いです。
自己分析だけでなく、キャリア目標が明確になっていくので、転職活動をスムーズに進められたり、入社後の働き方にも自信が持てたりするのでオススメです。
転職エージェントは、自分では気づいていない新たな視点を提供してくれます。
自己分析ツールを使って自己分析ができたら、あなたが興味関心のある分野がなんとなく分かっている状態になります。そうなったら、1つか2つの転職エージェントに登録し、無料相談をしてみてください。
「もっと早く相談しておけばよかった」
と感じるはずです。
おすすめの転職エージェント
転職エージェントに登録する場合は、
必ずここまでに解説した内容を読んでから行ってください。
分からないことが分からない状態で転職エージェントに相談しても、ただただ求人票を紹介され、自分の意志で応募できず、できるだけ安い条件で採用したい企業からのスカウトを待つだけ。になります。
そんな状況は望んでいないと思うので、
転職エージェントに登録する場合は、
必ずここまでに解説した内容を読んでから行ってください。
Being Career
Being Carrer(ビーイングキャリア)は、キャリア面談の実施後に「自己分析面談」を行ってくれる転職エージェントです。
もちろん、あなたに合った求人紹介や履歴書、職務経歴書の添削指導、面接対策もしてくれます。さらに、引っ越しを伴う場合は、お部屋探しのサポートまでも無償でしてくれます。
エージェント型であるにも関わらず、企業側の採用単価が安いので、採用担当者も採用に対して積極的にアプローチしやすいです。(一般的には採用した人材の見込み年収×30%~35%が採用費です。)
★常時10,000件以上の求人を保有している
★全国どこでも求人を紹介してくれる
★月間1000件以上のキャリア面談
★オンライン対応可能(出張面談も可)
★自己分析面談がある
★企業側の採用単価が安い(25万円~)
リクルートエージェント
誰もが知るリクルートエージェントは、メディアでの露出度が高いので安心して利用できるサービスです。
似たようなサービスでリクナビNEXTがありますが、こちらは自力での転職活動&非公開求人はアクセス不可です。
★業界トップクラスの非公開求人を保有
★年間登録者数 約130万5千人
(2022年度実績)
★40歳までの登録者が全体の約75%
★国内20拠点から幅広いニーズに対応
まとめ
自己分析は、次の4ステップで行います。
- 自己分析の障壁を理解する
➡自己分析は自分1人でやらない - フィードバックを求める
➡信頼している人にフィードバックを求める - 自己分析ツールを活用する
➡MBTI診断やミイダスで自己分析する - 専門家のアドバイスを求める
➡転職エージェントで無料のキャリア相談
・Being Carrer(ビーイングキャリア)
・リクルートエージェント
あなたの「過去の体験」を振り返り、
抱いていた怒りや喜びといった「感情」から、
「価値観」
「好きなこと」
「得意なこと」
の3つに「整理」すること。
これが自己分析です。
自己分析は転職活動における重要な第一歩ですが、思い込みが強くなってしまうと、いつまで経っても自己分析をし続けている。なんてことになり兼ねません。
完璧を求めず、未熟なあなたも愛してあげてください。